業務一覧
「相続」
相続手続に関しては,すぐに相続人の皆様全員の協議が調うということは、むしろ少ないのかもしれません。
さまざな理由で協議が調うまでにお時間がかかるケース、
相続人が海外におられたり、ずっと音信不通であったりして、ご連絡を取ること自体が難しいケース、
それぞれのご事情をお伺いすると、
個々人間での協議よりも裁判所での手続きを考えられた方がいいかもしれないというようなケースや、
あるいは、むしろ少しお時間をおいてから手続きを始められる方がいいかもしれないというようなケースなど、ひとつひとつのご相談が千差万別に思われます。
当事務所では、まず相続人調査をさせていただき、じっくりとお話を伺ったうえで、最良と思われるご提案をさせていただきたいと考えております。
「遺言」
子供さんのないご夫婦がおられたとします。
ご夫婦で0から出発して、ご自宅も建てられ、老後資金も築かれたとします。
後年、どちらかが先に亡くなられ、相続手続きをしなければなくなくなったとき、
法律上は、残された配偶者がすべて相続できるようにはなってはいません。
残された方が、亡くなられた配偶者のご兄弟姉妹や甥御さん、姪御さん達とお金にまつわるお話をしないといけないのです。
相続手続きに関してこういったケースのご相談を伺うとき、 亡くなられた方が遺言書さえ残してくださっていれば…とよく思います。
子供さんのないご夫婦のケースをあげましたが、子供さんがおられても、あるいは相続人がおられなくても、お元気なあいだに
ご自分の財産の行方をある程度決めておかれるのは、決してマイナスではないと思います。
当事務所では、将来へのご意向をじっくりとお伺いし、いざというときに、そのご意向に沿った登記手続き、銀行手続きがスムーズに実現できるよう、それぞれのご事情に応じた遺言書案をご提案させていただきたいと考えております。
「後見」
身近な方の意思能力に不安を感じられるようになった場合、
昔であれば、近くにおられるご親族やご友人、あるいはご近所の方が気にかけてさし上げることで、助けてあげられることも多かったのかもしれません。
もちろん、今でもそれがいかに大切であるかということに変わりはないと思いますが、同時に、ご親族というだけではなかなか手続きができない場合も多くなってきました。
ましてご近所の方とかご友人という立場では、少額のお金の出し入れも躊躇してしまうご時勢になってきているように感じます。
近年、成年後見制度という言葉がなじみのあるものになってきているのもそのためでしょうか。
ご親族の方が正式に後見人となって財産管理をされようとするケースもあれば、
第三者に後見人になってもらいたいというケースもあるかと思います。
それぞれのご事情をじっくりとお伺いし、ご本人にとってどういう形が最も望ましいのか、ご一緒に考えさせていただきたいと思っております。
<業務の具体的内容>
1.相続・遺言・後見
(1)相続手続き、(2)相続放棄、(3)遺産整理、(4)遺言書作成、(5)成年後見等申立 など
2.不動産登記
(1)相続、(2)贈与、(3)売買、(4)住所変更、(5)担保抹消 など
3.法人・商業登記
(1)設立、(2)役員変更、(3)定款変更、(4)解散 など
4.その他
法律に関するご相談があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。